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CSR 2010年 (分割版) | アニュアルレポート | KDDI株式会社 kddi ar2010 j13

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CSR – 事業活動を通じて、安心・安全で持続可能な社会の実現に貢献する –

TCS を核としたKDDIのCSR

 社会基盤の一端を担う総合通信事業者である当社は、情報通信サービスの提供により、あらゆる社会活動と深く関わっています。 KDDIでは、サービスのご利用者、お取引先、社員、株主・投資家、行政機関など、当社が関わるすべてのステークホルダーを「お客様」 ととらえ、お客様のご満足を追求する活動、TCSを推進しています。

 すべての役員、社員一人ひとりにいたる全員が、自分にとってのTCSを意識し、日々の業務を実践していくことが、KDDIが社会の期待 に応え、社会的責任を果たすKDDIのCSRと考えています。

重要課題1 安心・安全な情報通信社会の実現

 2005年度から「KDDIケータイ教室」を実施し、2009年度は 1,190回、累計2,180回実施しています。「KDDIケータイ教室」は、

「誰もが安心・安全にご利用いただくためのお手伝いをする」とい う考えのもと、全国の小学校、中学校、高等学校などへ社員を講 師として派遣し、実施しています。

 また、2010年3月には、子どもたちの情報通信利用の現状を テーマとしたシンポジウムを開催し、保護者・教職員の方から課 題解決に向けたご意見をいただくなど、ステークホルダーの方々 との積極的なコミュニケーションを図りました。

 そのほか、子どもの安全と保護者の安心を追求したau携帯電 話「mamorino(マモリーノ)」の開発や、18歳未満のすべてのお客 様に、フィルタリングサービス「EZ安心アクセスサービス」を導入 するなど、安心・安全にご利用いただける環境づくりも積極的に 行っています。

KDDI のCSR重要課題

 2008年度に社会的関心の特に高いテーマであるとともに、社会とともにKDDIが持続的成長を実現するために、特に重視すべきテーマで ある4つの課題を選定しました。ステークホルダーの皆さまや有識者の方からご意見を伺い、課題解決に向けた取り組みを推進しています。

KDDIケータイ教室の模様

2010年3月に実施した シンポジウム2010 信頼関係

連携と協調

対話と協働 サービスご利用者の満足 パートナーシップ

働きがい

健全な関係

環境との調和 お取引先

地球環境 行政機関 社員・家族

サービスご利用者

NPO・NGO 地域社会 株主・投資家

KDDI すべての

ステークホルダー

=「お客さま」

みなさまのために 最善を尽くします

(2)

重要課題2 安定した情報通信サービスの提供

 当社は、ライフラインである情報通信サービスに携わる企業と して、お客様に常に安定したサービスを提供することが事業を通 じた最大の責務と認識しています。このため、災害発生を想定し た訓練の実施、衛星通信機能を備えた車載型無線基地局の配 備など、ネットワークに障害が発生した際にも継続的にサービス を提供できるよう努めています。

 また、2009年10月から通信環境を改善するため「au電波調査」 サービスを開始し、個人宅の電波調査や、状況に応じて屋外の電 波を増幅させ、屋内へ中継する「auレピータ」を用いたエリア改善 を行うなど、お客様一人ひとりにあった快適な通信環境サービス の提供に努めています。

重要課題3 地球環境保全への取り組み

 KDDIでは、地球環境保護を推進することがグローバル企業と しての重要な責務であるととらえ、より環境に配慮した活動を実 施しています。2009年度は、通信設備の省エネ化対策として、太 陽光パネルで発電した電力、蓄電池に充電した電力、商用電力 の3つを制御し効率的に携帯電話基地局に供給することで、CO2

排出量を削減する「トライブリッド方式電力制御技術」のau携帯 電話基地局を開発しました。2009年12月に試験運用を開始し、 設置方式や供給電力制御の最適化などの検証を重ね、本格導入 を目指しています。

 また、2009年度から環境会計を導入し、環境マネジメントの 質的向上を図っています。

 そのほか、ICT(情報通信技術)の利活用 により、社会全体の環境負荷低減を図る

「Green by ICT」の取り組みの一環として、製 品やサービスの製造・使用・廃棄あるいは再 使用にいたるすべての段階を通して排出され るCO2の量を評価する「LCA(ライフサイクル アセスメント)」を2008年度から導入し、環 境負荷の定量的な把握に努めています。

重要課題4  多様な人財の育成による活力ある

企業の実現

 KDDIでは、ダイバーシティ推進を持続的な企業成長のための 経営戦略の一つととらえ、積極的に取り組んでいます。

 育児や介護と仕事の両立支援、休暇・休職制度、勤務時間制 度などの充実を図り、2009年7月に次世代育成支援認定マーク

(愛称:くるみん)を取得しました。また、20099月には男性社 員を対象に、父親としての子育ての関わり方やワーク・ライフ・バ ランスの重要性を知る講座「Kパパ応援セミナー」を開催するな ど、全社員へのワーク・ライフ・バランスへの理解促進に努めて います。

 このほか、障がい者や高齢者雇用の推進、社員の国内外での 活躍をサポートする人財育成制度や研修制度の導入など、社員 一人ひとりが活き活きと活躍できる職場環境の整備に取り組ん でいます。

障がい者の雇用機会と職域拡大を図るために設立した

特例子会社KDDIチャレンジド 次世代育成支援認定マーク

「くるみん」

「トライブリッド方式電力制御技術」 を採用したau携帯電話基地局

電波状況を調査し、 通信エリア改善を行う 個宅訪問サービス

auレピータ

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社会貢献活動

社員参加型の社会貢献活動「+αプロジェクト」

 「+αプロジェクト」は、KDDIオリジナルの社員参加型の社会貢 献プロジェクトです。2010年3月現在、全国約4,200名の社員が プロジェクトに参加しています。メンバーが社内外で行った社会 貢献活動に対しポイントを付与し、積み立てられたポイントを金 額に換算して、メンバーが推薦する慈善団体などにKDDIが寄付 をするしくみです。2009年度に積み立てられたポイント約370万 円は、「国際連合世界食糧計画WFP協会」など14の慈善団体に 寄付しました。

 そのほか、ペットボトルのキャップの売却益をワクチン購入代と して寄付する「エコキャップ運動」へも参加し、2009年度は約 5,200本のワクチンに相当する420万個を超えるエコキャップを 回収しました。

KDDI 財団を通じた社会貢献事業

 2009年10月に、新たに「財団法人KDDI財団」が発足しました。 同財団はICT(情報通信技術)の恩恵を社会に還元するとともに、 ICTによる世界の調和ある健全な発展と、社会、経済、文化の進 展に寄与する社会貢献活動を推進しています。

 2009年度は、大学・研究機関への研究助成、外国人留学生へ の奨学金支給、NGO・NPOの活動支援など、総額約8千万円の 助成・援助を実施しました。また、途上国支援の一環で、途上国か らの研修生への技術研修、途上国の通信事情改善のためのプロ ジェクト推進、さらに、途上国の将来を担う子供たちの教育支援 を目的にチャリティコンサートを開催し、その収益金でカンボジ アに学校を建設するなど、幅広い活動を推進しています。

メンバーが制作した「+αプロジェクト」ロゴマーク

チャリティコンサート クラシック2010

CSR

事業活動を通じて、安心・安全で持続可能な社会の実現に貢献する –

参照

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